便は有毒物質
草や木がエネルギーを吸収する場所は根っこにありますが、人の身体で言うならどこでしょう?
それは腸です。
腸は、胃で消化されたエネルギーを身体へ運ぶ役割をもっています。しかし、便秘になると腸の中で有毒物質に長い間さらされ、身体に様々な悪影響を及ぼします
想像してみてください。
夏の炎天下である温度40度の中に食べ物が何日もほったらかしにされた状態になっているのと同じなのです。
容易に体に悪そうなのは想像できます。
ここで増え続けているのが悪玉菌です。
そう、便は毒性を持つ殺菌の固まりと言っても過言ではありません。
これらの有毒物質は、肝臓の解毒作用の範囲を超え血管に入り全身に運ばれ、内蔵機能の低下や肌荒れの原因になります。
だからこそ便秘の解消は全身にいい効果を発揮してくれるのです。
腸は風邪から守る免疫機関
有毒物質の中には大腸がんを引き起こす発ガン性物も含まれています。また腸は、病原殺菌やウィルスなどの進入を防ぐ『免疫』を持っています。免疫器官は血液やリンパなど全身に存在しますが、そのうちの60%〜70%が腸にあるのです。
免疫力が低下すると、O‐157やインフルエンザなど様々な感染病にかかりやすくなります。また、普段の風邪や花粉症にもかかりやすくなります。
薬は副作用が心配
便秘の解消法で薬が使われますが、薬には副作用の心配があり、薬を使いすぎるとだんだん効なくなり、さらに強い薬を使わなければなりません。
そこで自然界に存在するにがりの出番です。にがりに含まれる塩化マグネシウムは、腸内に失われた水分を腸内へ呼び戻す働きがあります。そればかりか脂肪を燃焼させ体内の老廃物を排泄する働きをもっているのです。