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にがりで家庭菜園

にがりは畑の土を活性化させる

今、農業の場でもこの『にがり』が注目されています。
人には栄養を補給する際、ミネラルが必要だということを先に述べましたが、畑で野菜を栽培するとき肥料の菌を活性化させ、土の発酵に大きな関わりを持っているのがミネラルです。
肥料の3要素である窒素、リン、カリに加えて4要素がカルシウム、5要素がマグネシウムになっています。
5要素であるマグネシウムは光合成を行う葉緑素の元になりますが、現在の農業では促成栽培などによりミネラルが不足しており、特にマグネシウムが不足していると言われています。
マグネシウムが不足すると葉先が黄色くなり作物の成長の停滞が起こります。
また、肥料を施し出したころは作物の発育も良いのですが、年々その成長が停滞してきます。これが土のミネラル成分の不足によるものです。
したがってそこで採れた作物もミネラルが不足した物になっているのです。
さらに雨が多い日本の田んぼなどは山からのミネラルが流れ込みますが、畑ではその逆で雨によってミネラルが流れ出し、さらに欠乏しているのが現状です。
そこでミネラル豊富で特にマグネシウムが多いにがりを添付することで、畑の肥料に使われる土着菌ボカシを活性化させ、土の発酵を助ける起爆剤になっているのです。にがりを1000〜2000倍に希釈して畑にまくと良いでしょう。



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